お椀の巣で5羽のひなに餌を与えるツバメ=羽島市竹鼻町(川柳まさ裕さん提供)

 昨年、壁に取り付けたお椀(わん)で子育てするツバメが話題になった岐阜県羽島市竹鼻町の報道写真家、川柳まさ裕さん(60)方で、今年も同じお椀でツバメのつがいが懸命に子育てを始め、近隣住民らが愛くるしい姿を見守っている。川柳さんは「狭いお椀からひなが落ちないか心配だが、無事に巣立ってほしい」と話している。

 お椀の巣は川柳さん方の駐車場の壁にある。昨年春、巣が落ちたことをふびんに思った川柳さんがお椀を半分に切って設置すると、つがいが住み着いて3羽が巣立った。今年は4月下旬に住み着き、5月下旬には5羽がふ化。川柳さんは「親鳥は去年と同じか、巣立った子どもでは」と推測し「よほどお椀の居心地が良かったのか、ただ無精なのか」と目を細める。