シオノギ×大垣ミナモSC=5回、1死一、三塁のピンチでマウンドに集まる大垣ミナモの選手たち=大垣北公園

 ソフトボール女子のJDリーグ第10節第1日は11日、岐阜県大垣北公園野球場で開かれた大垣ラウンド(岐阜新聞社、岐阜放送後援)などで交流戦計7試合が行われ、大垣ミナモSCはシオノギ(兵庫)に延長九回タイブレークの末、5-9で敗れ3連勝はならなかった。通算7勝10敗で順位は東地区6位。

 大垣ミナモは一回、近本和加子(神鋼造機)のソロで先制。その後、点の取り合いになり3-4の七回、長井美侑(西濃運輸)が2死から右前適時打を放ち同点とした。九回は3番手エレン・ロバーツ(同)が相手の4番に満塁本塁打を打たれた。

 次戦は第10節第2日の12日午後2時から、同球場で豊田自動織機(愛知)と対戦する。

 =県関係分
シオノギ(6勝12敗)
 010120014=9
 110100110=5
大垣ミナモSC(7勝10敗)
(シ)吉井、千葉、吉井-佐竹(大)中山、ハイランド、ロバーツ-長井▽本塁打 戸村2(シ)近本、長井(大)▽三塁打 佐竹(シ)▽二塁打 田島、谷本(シ)

◆九回タイブレーク、満塁被弾

 九回表シオノギ1死満塁。大垣ミナモSCの3番手エレン・ロバーツが投じた球は、相手の4番に強打され、打球は無情にも中堅フェンスを越えた。警戒していた打者に打たれたこの日2本目の本塁打は決勝点となってしまった。望月孝雄監督は「(シオノギ打線は)本当にしぶとい。最後は一番打たれてはいけない打者に打たれてしまった」と声を振り絞った。

 投手陣が粘り切れず、接戦を落とした。先発の中山日菜子(太平洋工業)は、一回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せたが、二回は先頭打者に四球を与えると、続く打者に適時三塁打。「外の直球が中に入って浮いてしまった。失投だった」と反省を口にした。2番手のシエラ・ハイランド(イビデン)は2-1の四回にソロを浴びて同点とされ、四回途中でマウンドを降りた。

 3番手のロバーツも悪い流れを変えられなかった。四回途中から登板し、毎回走者を出す苦しいマウンド。1死二、三塁から始まる延長九回は、先頭打者を申告敬遠で歩かせ、満塁で4番。内角のチェンジアップを捉えられた。捕手の長井美侑は「シオノギ打線は速球でもどんどん振ってくる。緩急をつけて抑えようと思ったが、相手が上だった」と肩を落とした。

 一方で、打線は先制し、七回には追い付くなど積極性や粘り強さは見せた。12日の相手は昨年のホーム戦で競り勝った豊田自動織機。西地区3位の強豪だが、ロバーツは「絶対に勝つ」と短い言葉にチームの思いを込めた。