5回、相手に左ストレートを打ち込む田中恒成(左)=後楽園ホール
3回、相手に左アッパーを打ち込む田中恒成(左)=後楽園ホール
4回、右ボディを打ち込む田中恒成(右)=後楽園ホール
5回TKO勝ちを収め、WBOアジア・パシフィックスーパーフライ級王者に輝いた田中恒成=後楽園ホール

 世界ボクシング機構(WBO)3階級元王者の田中恒成(畑中、中京高出)は29日、東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦に臨み、同級王者の橋詰将義(角海老宝石)に5回2分52秒TKO勝ちし、王座を獲得、世界再挑戦へ弾みをつけた。

 田中は、1回は相手のリーチの長さを生かした左ストレートに苦戦するが、スピードを生かして徐々に距離を詰めると、自分のペースに。2回以降は右ストレートや左ボディーなど手数で圧倒した。勝負を決めた5回は、ヒッティングで、橋詰の目の上から出血。ドクターチェックが入った残り約45秒からストレートやアッパーなど怒濤(どとう)のラッシュでレフェリーストップとなった。

 田中の戦績は、18戦17勝(10KO)1敗。橋詰は22戦19勝(11KO)1敗2分け。