路線価が前年から8・3%下落した高山市上三之町
17年連続で県内最高路線価となった岐阜市吉野町5丁目

 国税庁は1日、2022年分の路線価(1月1日時点)を発表した。岐阜県内では、高山税務署管内の最高路線価地点「高山市上三之町(上三之町下三之町線通り)」の対前年変動率がマイナス8・3%。下落幅は全国524署の中で、12・7%下落した前年に続き2番目の大きさとなった。

 不動産鑑定士は新型コロナウイルスの長期化が路線価の下落要因とし、「1月時点の高山市はインバウンド(訪日客)がほぼゼロの状態だった。国内外の旅行客が戻ってきた今後は、下落幅は縮小するだろう」との見方を示した。

 県内7署管内の最高路線価地点はいずれも前年と同じ。対前年変動率は、新型コロナの影響を最も大きく受ける高山のみ下落が続いたが、岐阜北、岐阜南、大垣、多治見、関、中津川各署の最高路線価は横ばいだった。県内最高路線価は岐阜北の「吉野町5丁目(岐阜停車場線通り)」の1平方メートル当たり47万円で、17年連続のトップだった。