岐阜県と岐阜市は1日、県内31市町などで新たに280人の新型コロナウイルス感染と、入院していた中津川市の90代男性の死亡を確認したと発表した。新規感染者数は前週金曜日(24日)の約1・8倍で、前の週の同じ曜日を5日連続で上回った。感染者は累計10万7994人、死者は計347人となった。

 オミクロン株派生型「BA・5」の感染者は新たに7人が確認され、計9人となった。市中感染したとみられる陽性者もいた。BA・5は、現在の主流とされるBA・2と比べて感染力が強い可能性がある。県の担当者は「県内ではまだBA・5の比率は高くないが、留意すべき事項」と懸念を示した。

 新たに公表したクラスター(感染者集団)は4件。各務原市の幼稚園では園児や家族ら計51人、恵那市の小学校では児童24人ら計39人、揖斐郡池田町の小学校でも児童22人ら計37人の感染が分かった。岐阜市の高齢者福祉施設では計6人が陽性となった。

 直近1週間の新規感染者数の平均は236・86人、人口10万人当たりでは83・79人。30日時点の病床使用率は9・3%で、宿泊療養施設の入所者は239人、自宅療養者は1272人となっている。