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「大同団結を」古田岐阜県知事に期待の声 有権者、分裂選挙後を心配



5選を果たした県知事選から一夜明けた会見で、笑みを浮かべ質問に答える古田肇知事=25日午後4時41分、県庁
5選を果たした県知事選から一夜明けた会見で、笑みを浮かべ質問に答える古田肇知事=25日午後4時41分、県庁

 岐阜県知事選の投開票から一夜明け、無料通信アプリLINE(ライン)で読者とつながる岐阜新聞「あなた発!トクダネ取材班」は25日、登録者を対象にアンケートを実施し、5選を決めた無所属現職古田肇氏(73)に望む政策や期待の声を聞いた。他の候補者に投票した有権者からもエールが多く寄せられ、保守分裂となった選挙戦の構図にとらわれない"ノーサイド"の県政運営を望む意見が集まった。

 緊急事態宣言下で行われた異例の選挙戦。登録者からは古田氏へ引き続き、堅実なコロナ対策を望む声が寄せられた。大垣市の男性(83)は「病床や看護師の確保など経済より人命優先の対策を打ってほしい」。同市の女性会社員(57)は「飲食店に限らず減収に苦しむ人に幅広い支援を行ってほしい」と求めた。

 コロナ後を見据えた政策や地域活性化への願いも多かった。羽島市の女性会社員(45)は「教育のデジタル化やテレワークの推進など社会が変わる時機。若い力を活用し、将来が見通せる県をつくってほしい」。美濃市のパートの男性(74)は「コロナ禍のさなかにも過疎が進む地域がある。若者が故郷に戻ってきてくれるような政策を」と願った。土岐市の自営業男性(56)は「手堅い施策で県内の観光や産業に光を当て、県の魅力を発信してほしい」。介護福祉士を目指し短大に通う美濃市の女性(59)は「子育て支援策の拡充など、より住みやすい県にしてほしい」と望んだ。

 保守分裂選挙のその後を心配する意見もあった。岐阜市の女性会社員(47)は「今回は敵になった陣営の意見にも耳を傾け、より良い県政運営をしてほしい」。訪問看護に携わる大垣市の女性(51)は「多くの有権者が、県民の生活がもっと良くなることを願って投票所に向かったはず。対立でなく協調の姿勢で全身全霊をささげてほしい」。下呂市の70代男性会社役員は「ここからは大同団結。みんなで力を尽くしてほしい」と語った。

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カテゴリ: 政治・行政 知事選 社会