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「ほこり」灰色なのはなぜ 効率良く掃除できる時間はいつ?



Q.きれい好きで、家の掃除は手を抜かずにやっています。毎日のようにきれいにしてもたまるほこりは、どうして灰色なのでしょうか。空中にも細かいものが漂っていますが、固まりになるとそうなるのを不思議に感じます。触るとふわふわしていますが、何でできているのかも知りたいです。(高山市・女性事務職員)

◆大半が布の繊維、さまざまな色が混ざる

A.掃除用品の販売や掃除のサービスを手掛けるダスキン(大阪府)で、広報を担当する橋本恵さんに聞きました。まずは、ほこりが何でできているかを教えてもらいました。同社が2008年に調べたところ、家のほこりの成分は繊維くずが56・2%、土や砂が27・5%で、その他にも食べ物のかす、髪の毛などが含まれていました。灰色なのはそう見えるだけであって、中身を詳しく調べると、実際はさまざまな色の繊維が混ざっています。たくさんの絵の具を混ぜると、灰色になる原理と一緒とのことです。

 先述の通り、布の繊維がほとんどを占めます。ソファやカーペットを置く居間、服を脱ぎ着する脱衣所、布団のある寝室で発生しやすいです。しかし、軽くて動きやすいので、空気の流れが少ない部屋の隅にたまる傾向にあります。空中のほこりは長い時間をかけて下へ落ちるため、人の動きの少ない朝や、夜に仕事から帰った直後は、効率良く掃除できます。

 ダニのふんや死骸、ウイルス、花粉も含みます。ほこり1グラム当たり、ダニ2千匹、カビ3万個、細菌に至っては800万個が検出されたそうです。アレルギーや病気の原因にもなるので、掃除は健康を保つことにもつながります。橋本さんは「掃除は面倒かもしれませんが、気持ちよく暮らすため、生活リズムに合ったやり方で続けてほしいです」と話していました。

カテゴリ: くらし・文化