塩野義製薬(大阪市)が開発を進めている新型コロナウイルス治療薬(飲み薬)の臨床試験(治験)を、岐阜県内の医療施設として初めて松波総合病院(羽島郡笠松町)が27日から始めた。
塩野義によると、治療薬は軽症者向けでウイルスの増殖を抑制し、重症化を防ぐ効果がある。治験の対象者は軽症、無症状の新規陽性者で20歳以上70歳未満。錠剤で1日1回、5日間服用する。7月から少人数を対象にした治験を始め、9月からは最終段階として、全国各地の宿泊療養施設や病院などで行っている。
県は、宿泊療養施設へ入る予定の治験の対象者に希望を聴き、治験を望む対象者は松波総合病院へ入院する。
同病院の村山正憲副院長は「良い治験結果が出て、コロナの内服薬が承認されれば、社会的に大変喜ばしいこと。治験に協力していただける方がいれば感謝したい」と話した。










