岐阜県と岐阜市は5日、県内33市町などで新たに565人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週火曜日(6月28日)より214人多く、9日連続で前週の同じ曜日を上回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は108・00人と6月13日以来、22日ぶりに100人台に乗った。感染者は累計10万9290人となった。

 古田肇知事は「新規感染者数は急上昇しており、全国的にも増加傾向にあるのは明らか」とした上で、感染力が強まっているとされるオミクロン株派生型「BA・5」への置き換わりやワクチン3回目接種の効果減衰を懸念。「感染再拡大のリスクを抱える状況」だとし、11日に専門家会議を開いて感染状況の分析や見通しを議論し、来週中にも夏休みに向けた新たな対策を打ち出す考えを示した。

 また、5日に新たに公表したクラスター(感染者集団)は5件。大垣市の高齢者福祉施設で計17人、揖斐郡揖斐川町の医療機関と瑞穂市の高齢者福祉施設で各16人、高山市の病院で計12人となった。拡大したクラスターは4件で、このうち揖斐郡池田町のこども園関連は5人増えて計67人となった。終息したクラスターは1件。

 直近1週間の新規感染者数の平均は305・28人。4日時点の病床使用率は9・8%で、宿泊療養施設の入所者は287人、自宅療養者は1469人となっている。