人々の困りごとに耳を傾け、その解決に向けて社会の在り方を変えていくのが政治家の大切な仕事。10日に投開票が迫る参院選に合わせ、岐阜新聞デジタル報道部では、皆さんの困りごとをアンケートで聞き、「ワードクラウド」で視覚化した。返ってきたのは、暮らしにまつわる切実な願いや、将来への不安などさまざま。そんな個人的な悩みでも、投票先を決める一つの動機になる。だから、今の自分に「困っていることは」と問いかけてみませんか。(デジタル報道部)

 岐阜新聞デジタル報道部が実施したアンケートをもとに作成したワードクラウド

 アンケートは6月21日から30日までの10日間行った。デジタル報道部の記者が取材先で出会った人などにグーグルフォームで質問を投げかけ、県内在住・在勤・在学で20~80代の100人から回答があった。そのテキストデータを基に、出現頻度に応じた大きさでキーワードが表示される「ワードクラウド」を用いて上位30個を視覚化した。文字の大きさがそのまま〝声の多さ〟を表している。

 やはり目立ったのは「物価」。同じく「高騰」「価格」のほか、ガソリン、電気などのキーワードも頻出し、円安やロシアのウクライナ侵攻の影響により食糧やエネルギー価格などが高騰していることに多くの人が頭を悩ませていることが分かる。

 岐阜市の会社員女性(33)の「物価高、特にガソリン代」といった家計の面だけでなく、飛騨市の会社役員男性(59)の「肥料、農薬、資材の高騰と電気料金の値上げ」、垂井町の飲食店経営の男性(53)「物価上昇による外食離れが顕著で、収益も悪化」のように、仕事に関わる面でも困っているとの声が上がった。

 このほか、大垣市の会社員男性(46)は「今後のインフレがいつまで継続するのか」と、先行きを不安視する声もあった。物価に関連するキーワードが3分の1以上を占めていた。農薬や肥料といったキーワードも、価格の上昇に絡めて出てきていた。