「BA・5」への急速な置き換わりによる感染者急増に警戒感を示す古田肇知事=県庁

 岐阜県は12日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者が午前11時時点で1093人に上ることを明らかにした。1日に千人を超えるのは今年2月22日以来、約5カ月ぶりで、12日の新規感染者はさらに増える見込み。

 古田肇知事は県庁で緊急会見し、「第7波に入ったというよりは、真っただ中だ」と危機感をあらわにし、今週中にも新たな対策を発表する方針を示した。

 県によると、12日の新規感染者は過去最多の1234人(2月15日)を超えない見込みだが、オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりが急速に進む中で、近く第6波のピークを超える感染者が確認されることが十分考えられるとしている。

 古田知事は、新たな対策について、基本的な感染防止策を改めて呼びかけるとともに、高齢者や障害者の福祉施設での検査をはじめとする体制の強化、ワクチン接種推進の三つの方向性を示した。行動制限については「いきなりは考えていない。慎重に議論したい」と述べた。