岐阜県と岐阜市は22日、県内42市町村などで新たに過去3番目に多い1997人の新型コロナウイルス感染と、岐阜市と郡上市でいずれも80代男性の死亡を確認したと発表した。県内の全42市町村で新規感染者が確認されるのは初めて。県内の感染者は累計12万7515人、死者は計357人となった。

 新規感染者は前週の同じ曜日(15日)を953人上回った。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は530・54人、1週間平均は1499・71人で、いずれも過去最多となった。重症者は1人減ってゼロとなった。

 22日の新規感染者のうち、10代以下が全体の約3割、30代以下が約6割、40代以下が約7割を占めた。県健康福祉部の堀裕行部長は「10歳未満や10代の子ども、親の世代である30代や40代の感染が非常に多い構図が続いている。20代も多く、若い世代を中心に確認されている」と指摘した。

 感染が広がりやすいとされるオミクロン株の派生型「BA・5」の疑いがあるウイルスは、7月18~21日に行った検査500件のうち、72%に当たる358件で確認された。

 22日に公表したクラスター(感染者集団)は3件。高齢者福祉施設関連は2件で、各務原市で11人、多治見市で8人の感染を確認した。恵那市の障害者福祉施設では16人の感染が分かった。拡大したクラスターは9件。このうち、岐阜市の保育施設では4人増えて166人、郡上市の医療機関は22人増えて48人となった。