老舗料亭「洲さき」が重要文化財指定の見通しとなったことを受けて行った祝賀行事=高山市神明町
祝賀行事には獅子舞や屋台も登場した=高山市神明町

 高山市神明町の老舗料亭「洲さき」が国の重要文化財(建造物)に指定される見通しとなったことを受け、高山祭屋台の恵比須台が25日、古い町並みを巡行し慶事を祝った。

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 洲さきは江戸後期の寛政6(1794)年に創業。国の重要伝統的建造物群保存地区である古い町並みの一角に位置している。経営する洲岬家が恵比須台組の一員であることから、地域全体で祝意を示そうと同組と森下町獅子舞保存会が祝賀行事を企画した。

 総勢60人が獅子舞を先頭にゆっくりと屋台を曳(ひ)き回し、町並みにおはやしの音が響いた。洲さき前では、恵比須台組の中村隆夫総代(72)が「指定は組にとっても大きな喜び。伝統文化の継承に総力を挙げる」と祝辞。洲さきの洲岬孝雄社長(72)は「これからも屋台がかっこよく通れるよう、この町並みを守っていきたい」と決意を新たにした。