このコーナーは、「岐阜県の地名」(平凡社)や「角川日本地名大辞典」(角川書店)などを参照しています。いずれも難読地名を画数ごとに紹介する項目があり、両書籍を通じて最も多い画数が「岐阜県の地名」の33画に紹介されている龗神社です。

 龗神社は大垣市立図書館の南側にあります。「岐阜県の地名」などによると、「西崎村(現在の西崎町)の氏神で、1736(享保21)年に藩の許可を得て竜神善女竜王(ぜんにょりゅうおう)のお札をまつったのが始まりで、始めは龍神宮(りゅうぜんぐう)といい、後に八代龍王社、明治4年の神社改めにより罔象女神社(みずはのめかみしゃ)、明治7年に現社名に改称した」という由緒のようです。「龗」は、水をつかさどる竜神を意味しています。

 なお、角川日本地名大辞典が紹介している最多画数は靍原村(つるはらむら)の「靍」の29画。現在の恵那市山岡町久保原に当たります。

 

【答え】おかみじんじゃ