欧州風の駅舎、ホテルやマンション林立
さて、三河安城は―。改札を出て、驚いた。駅構内に「世界の山ちゃん」があるではないか! 隣には、八丁みその串カツ店。それから、浜松餃子の「石松」。奥にはコーヒーチェーンの「キーズカフェ」。もちろん、岐阜羽島にもある「ベルマートキヨスク」も。
この原稿も、大まかな下書きをカフェで。落ち着いた静かな店内で、電源コンセントがある。うーん、意外と便利な駅かも。少なくとも〝秘境〟ではないようだ。
三河安城の駅舎は、時計塔のある欧州風。駅のある安城市が農業先進都市として「日本のデンマーク」と呼ばれたことにちなんだものという。駅前にはホテルやマンションが林立し、スギ薬局の本店ビルもあった。駅付近の駐車場は1日600円というのがあり、岐阜羽島の倍近い。
三河安城駅は、在来線(東海道本線)の三河安城駅と広場を挟んで向かい合い、空港のような長い通路でつながっている。新幹線駅開業は1988年だ。駅前広場の記念碑には「郷土の飛躍的な発展を願う地域住民の長年にわたる真摯(しんし)な努力がみのり夢かなって昭和60年7月請願駅として着工された」と刻まれている。続く一文によれば、その総事業費は135億円という。









