川の増水で流された苧生茂橋=21日午後、高山市上宝町葛山

 岐阜県内は20日夜から21日にかけ、記録的な大雨が降った。気象庁によると、県内32の観測地点のうち11地点の24時間雨量が、5月の観測史上最高となった。けが人は確認されていない。

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 24時間雨量は、下呂市萩原で196・5ミリ、同市宮地で173・5ミリなど。中津川市坂下では、車道に流出した土砂に車が巻き込まれたほか、高山市上宝町の高原川では苧生茂(おいも)橋の橋りょうが崩落した。

 恵那市や中津川市など東濃、飛騨、中濃地域の5市では、計2692世帯6722人を対象に警戒レベル4の避難指示が出た。21日午後9時現在、下呂市の95世帯248人、郡上市の12世帯38人を対象に引き続き避難指示が出ている。

 JR中央線の中津川-塩尻間の上下線は終日運休した。22日も始発から運転を見合わせ、正午ごろから再開する。高山線の飛騨金山-下呂間でも運転の見合わせがあった。

 岐阜地方気象台によると、22日午後6時までの24時間雨量は、多い所で美濃、飛騨地方いずれも30ミリとなる見込み。引き続き土砂災害への警戒や、河川の増水への注意を呼び掛けている。