岐阜県は、県内の新型コロナウイルスワクチンの年代別接種率(1回目、18日時点)を明らかにした。65歳以上が93・5%、12~19歳が35・0%と若い年代ほど接種率が低いが、全年代で全国平均を上回った。

 年代別接種率は60~64歳は85・2%、50~59歳は77・6%、40~49歳は63・5%、30~39歳は50・8%、20~29歳は45・8%。8月31日時点では30代以下が全国平均を下回っていた。

 県内の8月1日~9月20日の感染者は計8441人で、30代以下が3分の2を占める。若い世代の新規感染者の割合が高く、接種率が低いのは全国でも同様の傾向で、若い世代の接種率向上が課題となっている。

 県は、30代以下が新規感染者の6割を超える状況を踏まえ、県の大規模接種会場で大学受験や就職を控えた高校3年生、クラスター(感染者集団)の発生が相次ぐ大学の運動部員らを優先対象とした接種を進める。また、若年層への優先接種について市町村長に文書で依頼した。

 古田肇知事は20日の記者会見で「若年層の接種が加速することを期待したい」と述べた。