ライフ・ネットグループでは、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を4カ所で運営し、常に200人ほどの利用者と向き合っています。中には末期がんや難病の方、看取り段階の方もおり「サ高住には24時間体制で看護師がいるわけではない。医療的処置が必要な方にも安心して過ごしてもらうには新しい形が必要」との思いから今月、ライフ・ネット初の住宅型有料老人ホームライフネット・ナーシング折立をオープンしました。

理学療法士も在籍。必要に応じてリハビリを受けることができる=岐阜市折立、ライフネット・ナーシング折立

 ナーシング折立は、入居一時金や敷金、礼金を0円、利用料金も低めに設定。重度の要介護者や医療依存度の高い方だけでなく、医療依存度の高い生活保護の方も入居できるようにしています。長屋克彦施設長は「『人生最後まで楽しんでもらう』ことが目標。一緒にいられるのは短い期間かもしれませんが、家族のような存在になって残りの人生を支えたい」と話しています。