体に巻き付けて着るブラウスを手にする東由佳さん=岐阜市橋本町、ハートフルスクエアーG

 岐阜市出身の専門学生東由佳さん(23)=川崎市=が新しい着替え方の服の開発に取り組んでいる。障害のある人にインタビューしたり、試着してもらったりして、年度内の製品化を目指している。

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 今月中旬、岐阜市内であった試着会。車椅子ユーザーの女性2人が腕を通した。東さんが持ち込んだ3着のブラウスのコンセプトは「ボタンを使わず、首の詰まった服」。うち1着は2回体に巻き付けることで着るデザインにした。「肩の可動域が人によって違う」「伸びる素材だと着やすい」などのアドバイスを受けた。

 

 東さんは岐阜高校から横浜国立大に進学。洋裁が得意な母親の影響などで好きだった服作りに関心が深まり、現在は都内の服飾専門学校で学ぶ。「新しい服を生み出したい」との思いから、着替えという行為自体を追求することにした。5月に障害のある人たちにインタビューし、試作品を開発。製品化に協力してくれるアパレルメーカーを探しているという。

 デザインで大切にしているのはユーモア。「これを着てみたい、と思ってもらうためには大事だと思う」と東さん。「障害のあるなしにかかわらず、着替えを楽しめる服を作りたい」と話す。