華やかな彩りのひな飾りを買い求める親子ら=7日午後1時55分、岐阜市鏡島精華、人形の松井

 3月3日の桃の節句に向け、岐阜県内の人形店でひな人形商戦がピークを迎えている。コロナ禍で自宅で過ごす時間が増える中、家族でひな祭りを華やかに祝おうと明るい彩りの装束を着たひな人形を買い求める家族連れらで店内がにぎわっている。

 岐阜市鏡島精華の「人形の松井」では、内裏びな一対の親王飾りから7段飾りまで約250種類のひな飾りが並ぶ。例年はコンパクトな親王飾りがよく売れるが、今年は三人官女が付いた3段飾りが人気。松井博社長(64)は「見た目もにぎやかで豪華なため、家の中が華やぐ」と勧める。

 ひな人形には古くから厄よけの意味があり、「コロナの時代だからこそ、1年の平穏と子どもの健やかな成長を願ってひな人形を飾ってほしい」と話す。