公開トークで思いを語る伊藤誠一氏(右)と藤井浩人氏=美濃加茂市太田町

 任期満了(27日)に伴う岐阜県美濃加茂市長選(16日告示、23日投開票)を前に、いずれも無所属での立候補を表明している現職伊藤誠一氏(65)=自民推薦=と、前市長藤井浩人氏(37)を招いた公開トーク「Good for MINOKAMO 未来のためにできること#1」が10日、市内で開かれ、2人がそろって質問に答える様子をライブ配信した。約200人が視聴した。

 まちづくり活動の有志でつくる実行委員会が、市長選での対立によって美濃加茂が分断しないよう、対話を通して地域のより良い未来づくりにつなげようと企画。司会進行は、地域商社カモケンラボの加藤慎康代表(49)=同市蜂屋町=が務めた。質問を事前にインターネットで募集したところ、市民を中心に60件超が集まった。

 討論会では、2人が出会った時の互いの第一印象を語るなど、和やかな雰囲気で進められた。市長選の争点となる新庁舎計画について、伊藤氏は「行政からの情報が伝わっていないことを反省し、価値観や考え方の変更はやるべきで見直すべき所は見直したい」と話した。藤井氏は、新庁舎についての言及はなく、「変えることは何か、守るべきものは何か、(選挙が)議論できるきっかけになるといい」と話した。

 市の将来について、伊藤氏は「健康というテーマで市のイメージをつくりたい」、藤井氏は「世界中の人が行きたい、住みたいと思ってもらえるような市を目指す」と話した。視聴者からは「選挙後は分断ではなく、結束を深めて良い方向へ向かってほしい」などのコメントが寄せられた。