豪快に頭から水をかぶり、受験に挑む先輩たちを激励する応援団員たち=岐阜市大縄場、岐阜高校
鴬谷高校のキャラクター「ウッピー」も加わり受験生を激励した教員による応援隊=岐阜市鴬谷町、同校

 大学入学共通テストが15、16日に行われるのを前に14日、岐阜市などの高校では受験生の激励会が行われた。新型コロナウイルスのオミクロン株が県内でも急拡大していることを考慮し、岐阜市大縄場の岐阜高校では応援団による恒例の「水ごり応援」を3年生は教室の窓越しやオンラインで見学した。同市鴬谷町の鴬谷高校では、教員による応援隊が受験生を励ました。

 岐阜高校の応援団による「水ごり」は伝統の行事。緊急事態宣言下だった昨年はオンラインでのエールのみで、2年ぶりの水ごり応援となった。当初は受験生約360人も屋外に出て、後輩たちから熱の入った応援を受ける予定だったが、県内でも感染者が急増していることから、教室からの見学とした。

 前日からの雪が残るなど冷え込む中、応援団員の1、2年生6人が順番に頭から水をかぶり、激励の演舞を披露した。応援団長の2年生(17)は「昨年できなかった分も込め、精いっぱい応援させてもらった」と話した。応援団に所属していた3年生の2人のみ屋外で見学。前副団長(18)は、後輩たちの激励に「全力を出したい」と気合を入れていた。

◆「絶対大丈夫」教員がVの字 鴬谷高

 鴬谷高校では、ホールで行っていた集会を昨年からより広い体育館で実施。共通テストの事前指導の前に、教員有志11人による応援隊が3年生約200人に「絶対大丈夫」と温かなエールを送った。「VICTORY(勝利)」と一文字ずつTシャツに描かれた言葉が並ぶと、生徒たちは明るい笑顔を見せていた。3年生(18)は「明日のことを考えると不安にもなったが、先生たちから温かな言葉をもらったので自信を持って挑みたい」と話した。