-昨年を振り返って。

 新型コロナウイルスが5類となり、日常活動が回復し、にぎわいや海外からのお客さまが戻り、交流に喜びや楽しさを改めて感じることができました。世界レベルのスポーツ競技では、日本の活躍や強さに胸を熱くしました。

 企業の働き方の面では、ウェブ会議やテレワークは生活スタイルに溶け込み、定着しつつあります。リアルとバーチャルのメリットを活かした「ハイブリッドな働き方」、多くの方が自分らしく働ける環境づくりに、ICT企業として取り組んできました。

 -2024年の抱負を。

 自動化やデジタル化、AI活用が各企業で加速していますし、生成系AIのお問い合わせも増えています。人材不足でお悩みの企業に向けては、人的資源に頼る業務フローを大胆に見直し、業務を仕分けしながら、ICTによる効率化や付加価値の創出に関するコンサルティングに力を入れて、課題解決をご支援していきます。

 また、SDGsの取り組みとして、NTTグループは「自然の共生」「文化の共栄」「Well-Beingの最大化」をテーマに活動しており、昨年は、地域の清掃活動に加え、初めて「フードドライブ」にも取り組みました。今年も地域貢献活動に積極的に取り組みます。

 -大阪・関西万博については。

 いよいよ来年の4月に迫ってきました。NTTパビリオンでは、大容量・低遅延・低消費電力の性能を兼ね備えた次世代インフラ「IOWN(アイオン)」をはじめとした、NTTグループが持つ最先端技術をフル活用し、ワクワクするような未来のコミュニケーションを体験いただけます。岐阜県内の機運の盛り上げにも取り組みます。

 私たちは、これからもICTの無限の可能性を形にすることをめざしながら、お客さまの幸せと、岐阜県の発展のために努めてまいります。