スノーシューを履いて雪の中を進む参加者=高山市奥飛騨温泉郷神坂
スノーシューを履いて雪の中を進む参加者=高山市奥飛騨温泉郷神坂

 新穂高ロープウェイを運行する岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の奥飛観光開発が、標高約1300メートルの鍋平高原一帯で、スノーシューを履いて歩くツアーを開いている。普段は草木の生い茂る高原を雪がすっぽりと覆い、参加者が銀世界での散策を楽しんでいる。 

 

 スノーシューは欧米で冬の狩猟のために開発された歩行道具。大きな楕円(だえん)形の板を履くことで体重を分散させ、深く沈むことなく雪の上を歩くことができる。

 同ロープウェイ「鍋平高原駅」の新穂高ビジターセンターを出発し、2時間かけてガイドと共に約1.5キロを歩く。取材時の気温は氷点下7度、積雪は1メートルほど。ササやブナの木々が雪の下から顔をのぞかせる中、参加者は新雪を踏みしめて進んだ。途中、クマが木に登って餌を食べたときにつくる「クマ棚」やウサギの足跡も見掛けられた。

 ガイドの有吉誠さん(48)は「雪の降り積もった今しか味わえない、特別感を楽しんでほしい」と話している。料金は大人2千円、子ども1400円から。3月中旬まで予約を受け付けている。問い合わせはビジターセンター、電話0578(89)2254。