高校野球フェアは27日、長良川球場で関商工(昨秋県4位)が彦根東(滋賀)と対戦。第1試合はエース兜森健心が自己最速の139キロをマークし、6回1失点。三回、機動力を絡めた集中打で4点を挙げて優位に進め、7―1で快勝した。メンバーを入れ替えた第2試合は5点差を追い上げたが、4―5で敗れた。

 ◇自己最速139キロをマーク

 立ち上がりからストレートが走っていた関商工の1年生エース兜森健心。二回、先頭打者を二ゴロに仕留めたストレートは139キロと掲示された。1キロ上回る自己最速。昨秋有効だった球速100キロ前後の大きなカーブは制球に苦しんだが、縦のスライダーがさえ、6回被安打6、1失点の好投をみせた。

自己最速139キロをマークし、6回1失点と好投したエース兜森健心=長良川球場

 順調をアピールした兜森だが...