岐阜県安八町内で唯一、町おこしを目的に活動するNPO法人「かがやけ安八」が今月、空き家を改装した子どもの居場所「みのむしハウス」を同町氷取にオープンした。子どもにとって楽しい場を提供したいと、懐かしさ漂う駄菓子店と食堂スペースを設けており、地域の新たなコミュニティの場となっている。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン「みのむしハウス」の名称は、子どもが安心して楽しむことができる場所、という意味を込めた。オープンは辻直人理事長(56)がNPOを創立した2018年からの願いで、建物は同町大明神の名森小学校の通学路に面した空き家を活用。築45年の平屋の半分に駄菓子店を、半分を食堂のスペースにした。辻理事長は「大人になった時にUターンしたいと思うには、地元に楽しかった思い出がなければ」と思いを語る。
店内には、約400種類の菓子を並べ、価格は10円単位に設定。小学校低学年でも自分で計算できるよう工夫した。店内の壁は1970年代のレコードのジャケットなどを貼り、ゲーム機などを置いて昭和レトロの雰囲気を演出した。外壁は、安八町東結のアーティスト小川亮さん(44)に依頼し、「星に願いを」と題した絵を描いてもらった。
今月末からは、配食サービスやテークアウト形式での子ども食堂の運営も開始する予定で、有事に連携が取りやすいように町役場や、町社会福祉協議会から近くの場所を選んだ。辻理事長は「本当に助けが必要な子どもに届く支援がしたい」と話している。















