ソウル中心部の光化門。手前の像はハングルを作ったと言われるセジョン大王=韓国・ソウル

 ソウル岐阜県人会は2012年に設立され、岐阜出身の方、岐阜にゆかりのある方、岐阜に興味のある方の集まりとなっています。主に懇親会を中心に活動をしていますが、現在は新型コロナウイルスの影響のため、活動を休止しております。

 韓国は日本のお隣の国で時差もなく、たくさんの方が訪れたことのある国だと思います。

 近年日本での韓流ブームは「第4次韓流ブーム」と言われるほど、とても多くの方が韓国に興味を持っておられると思います。韓国ドラマやK-POPの音楽は、どなたも一度は目にしたり、耳にしたりしたのではないでしょうか。

 私が韓国へのワーキングホリデーを決めた理由も、韓国ドラマとK-POPの音楽に心奪われ、好きなアイドルの話す韓国語を学びたい、ドラマに出てくるようなイケメンでスタイル抜群の韓国人と出会いたい、というとても単純な理由でした。残念ながら実際にはドラマのような出会いはありませんでしたが、当時韓国語もろくに話せない私が勢いで韓国行きを決断してしまうほど、韓国という国はとてもたくさんの魅力が詰まっている国なのです。

 韓国ドラマのドキドキハラハラさせる展開や、女性なら誰もが憧れてしまうシチュエーション、そして歌もダンスも完璧にこなす、K-POPアイドルたちのステージは、多くの方の心をつかんで離しません。

 1日も早く新型コロナウイルスが終息し、たくさんの方に韓国を訪れていただき、ドラマの撮影地巡りや、K-POPアイドルのステージを生で見て、これぞ韓国というエネルギッシュな雰囲気を味わっていただきたいです。

 私自身も、また機会があればまだ諦めきれていないドラマの主人公のような出会いを求めて、韓国に行きたいと思っています。人生諦めなければできないことはないのです!

 岐阜県には韓国との姉妹都市が何市かあります。各務原市と春川市、大垣市と昌原市、そして私の出身地でもある美濃市と原州市です。

 今はあまり知られていない岐阜と韓国のつながりを、これからもっとたくさんの方に知っていただき、もっともっと韓国との交流を深めていきたいと思っております。少しでも興味をお持ちになった方ならどなたでも、ソウル岐阜県人会へお気軽に声をお掛けください。岐阜と韓国の魅力を語り合い、そしてその魅力を一緒に伝えていきましょう。

◆ソウル岐阜県人会岐阜支部長 幅玉央さん略歴

 はば たまお 美濃市出身・在住、36歳。ワーキングホリデーを利用し韓国へ行き、ソウルの東国大学で韓国語を学び、その後ソウルの日本食の店に就職。現在は岐阜に戻り、ソウル県人会の岐阜支部長として活動。

▼メッセージ

 私の今の夢は、韓国に興味のある岐阜県民の皆さんと、ソウル観光ツアーに行くことです! 韓国大好きな私だからこそできる、韓国の魅力がいっぱい詰まったツアーにするのが夢です! その夢が実現できる日が1日でも早く訪れますように。