5~11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルスの小児用ワクチンの接種が、1日から岐阜県内でも始まる。岐阜市と大垣市で同日始まるのを皮切りに、2月28日時点で開始日が未定の郡上市を除く全市町村で、3月中に接種がスタートする見込みだ。

 小児用のワクチン接種には、保護者の同意と立ち会いが必要となる。有効成分量は12歳以上の3分の1で、接種回数は12歳以上と同様に3週間の間隔を空けて2回打つ。

 接種方法は各自治体で異なり、本紙の取材では2月28日時点で、個別接種が22市町村、集団接種が8市町、個別と集団両方行うのが11市町。未定の郡上市は個別接種で調整している。

 県内で最も早くスタートする岐阜市は個別接種。ワクチン供給量に限りがあり、9~11歳を先行させる。同様に個別接種で行う大垣市は、接種場所と日時の予約を市が一括して受け付ける。

 1回目の接種をせず12歳を迎えると小児用ワクチンが接種できなくなるため、12歳の誕生日が間近の子どもや基礎疾患のある子どもを優先する自治体もある。

 12歳以上用との間違いを防ぐため、可児市は、個別接種を行う医療機関で子ども用のワクチン接種の専用日や時間帯を設ける。集団接種でも、午前と午後で大人と子どもの時間を分けて対応する。