【ワシントン共同】米上院本会議は29日、トランプ大統領が駐中国大使に指名したデービッド・パデュー元上院議員(75)の人事案を賛成多数で承認した。トランプ政権は中国を「最大の競争相手」と位置づけ、関税措置の応酬で緊張が高まっている。パデュー氏は交渉の一端を担いつつ、中国指導部と関係を構築できるかどうかが課題となる。
パデュー氏は、中国とつながりが深いディスカウントストア大手ダラー・ゼネラルのほか、スポーツブランドのリーボックの幹部を歴任。2015〜21年に南部ジョージア州選出の上院議員を務めた。