保険代理店「保険見直し本舗」の運営会社は30日、計約510万件の個人情報が漏えいした恐れがあると発表した。身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を受けたという。攻撃による被害は2月16日に確認された。

 漏えいした恐れがあるのは、代理店を通じ保険を申し込んだ顧客や、保険契約の相談をした顧客らの氏名や住所、電話番号など。運営会社は「多大なるご迷惑をおかけし、おわびする」とコメントしている。

 保険見直し本舗は全国の商業施設などに店舗があり、ホームページによると1月末時点で341の直営店を展開。40社以上の会社の保険を扱っているとしている。