【ニューデリー共同】PTI通信は29日、ネパール政府が世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登山について、7千メートル以上の山に登頂した経験のある人だけに制限することを検討していると報じた。登山中の死者を減らす目的としている。法案は草案段階で内容は変更される可能性もある。
PTIによると、ニュージーランド人登山家エドマンド・ヒラリーらが1953年に初登頂を成し遂げて以来、約9千人がエベレスト登頂に成功する一方、300人以上が命を落としたという。
今春の登山シーズンには約400人が登山の許可を取得している。