休日明け30日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台前半で取引された。

 午前10時現在は休日前の28日と比べ、1円18銭円高ドル安の1ドル=142円43〜44銭。ユーロは87銭円高ユーロ安の1ユーロ=162円10〜17銭。

 軟調な米経済指標の発表を受けて米景気の減速懸念が強まり、ドルを売って円を買う動きが出た。市場では「米政権の関税措置を巡る米中関係の先行き不透明感も意識された」(外為ブローカー)との声があった。