2024年にドラフト1位で入団しながら、肘のけがで昨シーズンをリハビリに費やしていた中日の右腕、草加が30日、ナゴヤ球場で行われた2軍の広島戦でプロ入り後初の実戦登板を果たした。八回にマウンドに上がり、初球の速球は151キロをマーク。1回を3者三振に仕留め「ようやく投げられるという気持ちが一番だった。投げていて楽しかった」と笑みを見せた。
亜大で活躍し即戦力として期待されたが、昨年2月に右肘の靱帯再建術を受けた。今後は徐々に球数を増やしていく予定で「きょうがスタート。少しずつ恩返しできれば」と巻き返しを誓った。