開幕から18日遅れでオープンしたインドパビリオン=1日午前、大阪市此花区の夢洲
 開幕から18日遅れでオープンしたブルネイのブース=1日午前、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博会場で1日、インドとブルネイのパビリオンがそれぞれオープンした。4月13日の開幕から18日遅れでようやく来場者を受け入れる態勢が整った。1日時点で開館していないのはネパールのみとなった。

 インド館は同国の歴史や伝統工芸品、各州の文化を紹介する展示を実施。1日は午前9時から来場者が押し寄せた。大阪府島本町の大学生(21)は「伝統もありながら近未来を感じられた」と興奮した様子だった。館長のガリマ・ミタル氏は「やっと開館できてうれしい。インドに興味を持ち訪れる人が増えれば」と話した。

 ブルネイは各国がブースを置く共同館「コモンズ」に出展。内装などの準備が遅れていた。