岐阜県大垣市にある大垣日大高が、教職員の勤務時間を適切に管理していなかったとして、大垣労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが1日、同校への取材で分かった。労基署は賃金の未払いがあれば支払うよう指導していて、同校が確認を進めている。

 同校によると、出退勤の時刻や残業理由を手書きの帳簿で管理していたが、労基署から2月25日、労働安全衛生法に違反するとして、より客観的な方法で勤務実態を把握するよう指摘された。

 同校は今後、タイムカードを導入し、就業時間を把握するとしている。共同通信の取材に「勧告を真摯に受け止めて対応する」とコメントした。