【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州の連邦地裁は4月30日、米アップルがアプリ開発者に対して外部決済に手数料を課すことを禁じる命令を出した。外部決済への誘導を認めるよう命じた判決に意図的に従わなかったと認定した。アップル側が法廷で「明らかなうそをついた」とも指摘し、法廷侮辱罪の疑いで捜査するよう、連邦検察に求めた。
アップルのアプリ市場運営を巡って、人気ゲーム「フォートナイト」を手がける米エピック・ゲームズは、アップルの決済手段を義務付けているのは反トラスト法(独占禁止法)違反だとして提訴。地裁は主張は退けたが、外部決済への誘導を広く認めるよう命じる判決を出した。