高藤直寿

 柔道男子60キロ級で2021年東京五輪金メダルの高藤直寿(パーク24)が4日、28年ロサンゼルス五輪を目指す意向を明言した。東京都内で報道陣の取材に応じ「ロス五輪は僕が絶対出ようと思っている。その気持ちだけは強くもってやっていきたい」と語った。

 30日に32歳となる高藤は昨夏のパリ五輪代表に落選し、3位だった16年リオデジャネイロ五輪から3大会連続の五輪出場を逃した。昨秋には左膝の靱帯断裂の大けがを負ったが「今度は追う立場で頑張りたい」と衰えぬ意欲を示した。

 関係者によると、8月の全日本実業個人選手権での復帰を視野に入れているという。