JR西日本は7日、ゴールデンウイーク期間(4月25日〜5月6日)の利用状況を発表した。京都、新大阪と和歌山南部を結ぶ紀勢線の特急くろしおは前年比23%増の7万5千人だった。和歌山県白浜町のレジャー施設アドベンチャーワールドが連休直前の4月24日にジャイアントパンダ全4頭の返還を発表し、多くのファンが訪れた効果とみられる。

 山陽新幹線は3%増の176万6千人、昨年3月に金沢―敦賀間が延伸開業した北陸新幹線も3%増の39万人だった。新型コロナウイルス禍前の2018年と比べるとそれぞれ6%減、13%増だった。