【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は8日、北朝鮮が同日午前8時10分ごろ、東部元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される数発を発射したと明らかにした。日本政府関係者によると、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられ、被害情報は確認されていない。
北朝鮮は米韓が定例の大規模合同演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を開始した3月10日に、黄海に向け弾道ミサイル数発を発射した。発射は約2カ月ぶり。
石破茂首相は発射を受け、情報収集と分析に全力を挙げ、国民に的確な情報提供を行うことや、航空機と船舶の安全確認を徹底するよう関係省庁に指示した。