フェンシングの全国高校総合体育大会(インターハイ)岐阜県予選で、同じ高校の選手が対戦して一方の選手が故意に負けたとして、再試合が実施されることが13日、県高校体育連盟フェンシング専門部への取材で分かった。インターハイ出場権を得るため、勝った選手の関係者が敗れた選手に負けるよう頼んだという。
専門部によると、問題が起きたのは、6人が総当たりで争った10日の女子エペ個人戦。最終試合で県立羽島北高(岐阜市)の選手同士が戦い、それまで4戦全勝だった選手が敗れた。勝った選手は3勝2敗となり、この2選手が上位2人に与えられるインターハイ出場権を得た。