【パリ共同】パリの裁判所は13日、2021年の映画撮影中に女性2人に性的暴行を加えた罪に問われたフランスの有名俳優ジェラール・ドパルデュー被告(76)に、禁錮1年6月(執行猶予付き)の有罪判決を言い渡した。フランスメディアが伝えた。
裁判所は2年間の被選挙権の停止と性犯罪名簿への登録も命じた。被告は無罪を主張しており、弁護士は上級審に控訴する方針を示した。
女性はドパルデュー被告に体の一部を触られたなどと訴えていた。被告には別の女性への性的暴行容疑も持ち上がっているほか、テレビ番組でのわいせつな発言でも非難を浴びている。