大阪・関西万博のシニアアドバイザーを務めるデザイナーのコシノジュンコさんが13日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で講演した。「目いっぱい楽しんだ方がいい。世界がやって来てくれるのだから」と語った。
1970年の万博で美容・理容機器のタカラベルモントなど三つのパビリオンの制服を手がけたコシノさん。今回も同社や江崎グリコの制服を制作、ボランティアスタッフの制服も監修した。
パビリオンのスタッフが全て女性だったという70年と比べ、多様性が重視されるようになった社会の変化を踏まえ「年齢も性別もなく誰が着てもかわいい、楽しいイメージでやりました」と振り返った。