報道陣の取材を受けるチョン・ミョンフン氏=13日午後、宮崎市

 韓国の著名な指揮者チョン・ミョンフン氏が、イタリア北部ミラノの名門歌劇場スカラ座の次期音楽監督に選ばれ、訪問中の宮崎市で13日、花束の贈呈が行われた。チョン氏はこれまで、スカラ座で多数のコンサートなどを指揮した経験があり、記者団に「大きな責任がある。仲良くしていたオーケストラなのでとてもうれしく思う」と話した。

 チョン氏は韓国ソウル生まれ。スカラ座音楽監督の任期は2027〜30年となる。今回は第30回宮崎国際音楽祭に参加するため宮崎市を訪れていた。同音楽祭の音楽監督三浦文彰氏が花束を贈った。