終戦後、旧満州や朝鮮半島から引き揚げる途中に性暴力を受けた女性の中絶手術をしていた福岡県筑紫野市の「二日市保養所」跡地で14日、慰霊祭が営まれ、参列した約20人が性被害に苦しんだ女性を悼んだ。
旧厚生省の引揚援護局が作成した資料によると、保養所は1946年3月に開設され、暗に施設の概要を伝える新聞広告などで患者を募り、秘密裏に手術が行われた。手術を受けた正確な人数は判明しておらず、市史には「4、500人は手術した」という医師の証言が残されている。
終戦後、旧満州や朝鮮半島から引き揚げる途中に性暴力を受けた女性の中絶手術をしていた福岡県筑紫野市の「二日市保養所」跡地で14日、慰霊祭が営まれ、参列した約20人が性被害に苦しんだ女性を悼んだ。
旧厚生省の引揚援護局が作成した資料によると、保養所は1946年3月に開設され、暗に施設の概要を伝える新聞広告などで患者を募り、秘密裏に手術が行われた。手術を受けた正確な人数は判明しておらず、市史には「4、500人は手術した」という医師の証言が残されている。