世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)が14日、目の手術を受けた影響で、医学的な理由などで防衛戦を行えない「休養王者」となる見通しを自身の交流サイト(SNS)で明らかにした。「2年前から目の問題を抱えており、ごまかしながら闘っていました。今は手術も終わり、経過も良好」などとつづった。
正規チャンピオンの堤は2月に比嘉大吾(志成)と引き分けて初防衛に成功。WBAからは暫定王者アントニオ・バルガス(米国)との団体内の王座統一戦の交渉を命じられていたが、折り合いがつかなかった。WBAの規定により、堤の復帰戦は暫定王者との対戦となる見込み。