15日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでムハンマド大統領(右)と会談するトランプ米大統領(AP=共同)

 【リヤド共同】トランプ米大統領は15日、中東3カ国歴訪で最後となるアラブ首長国連邦(UAE)を国賓訪問し、首都アブダビでムハンマド大統領と会談した。人工知能(AI)技術を巡る連携強化で一致したほか、天然資源採掘や航空分野などで計2千億ドル(約29兆円)以上の経済協力で合意した。16日に帰途に就く予定だ。

 ホワイトハウスはトランプ氏がサウジアラビアとカタールを含め、総額2兆ドルを超える対米投資や経済協力を引き出したと強調。1月の2期目就任以降、初の本格的な外遊により、米国内の雇用や対外貿易が大幅に改善するとアピールした。

 両政府は「AI促進パートナーシップ」を立ち上げた。