静岡県警は17日までに、虚偽の内容を記載した捜査書類を作成したとして虚偽有印公文書作成の疑いで浜松中央署交通1課警部補の須藤康之容疑者(56)=静岡県袋井市=を逮捕した。逮捕は16日付。「間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は5月12日、浜松市で発生した車の単独事故の処理中、故意に虚偽の内容を記載した捜査書類を作成した疑い。
県警によると、別の捜査員が書類の矛盾に気づき発覚した。事故を起こした男性を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕したが、逮捕手続きに誤りがあったとして釈放し、任意で捜査を続けている。
佐藤弘道警務部長は「深くおわび申し上げる」とコメントした。