大相撲夏場所8日目の18日、ウクライナ出身で入幕2場所目の安青錦の勢いが止まらない。2日目から7連勝で「全然。これから。一日一番」と表情を一切変えないところが末恐ろしい。
18日は元小結で幕内上位常連の翔猿を圧倒した。激しい突き、押しからいなし、右喉輪で攻勢。左で崩して土俵下まで送り出した。「土俵際がしぶといので、もっていってもそこからが勝負。自分の相撲を信じた」と話した。
1敗を守り、後半戦も期待が高まる。21歳の新鋭は「夜は10時半に寝て、朝7時に起きる」と自己管理を徹底し、優勝争いに加わっていく。