視覚障害者らによるブラインドサッカーの国際大会が18日、大阪市北区のJR大阪駅付近の特設会場で始まった。昨年に続く開催で、今回は国際視覚障害者スポーツ連盟の公認大会となり、男子は昨夏のパリ・パラリンピックでメダルを獲得した強豪も参戦。パラで実施されていない女子も初めて行われる。観戦無料で大勢の人が来場した。
男子の日本は初戦でコロンビアと対戦。観客は目隠しした選手が球の音を聞き取れるよう、静かに見守ったが、1―1の後半にパリ・パラ代表の平林太一がPKを決めると大歓声が上がった。試合は2―2で引き分け。平林は「競技の魅力を伝えられるいい機会で、すごくうれしい」と喜んだ。