20日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比39銭円安ドル高の1ドル=145円23〜25銭。ユーロは30銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円08〜13銭。

 米大手格付け会社の米国の信用格付け引き下げに伴う警戒感が和らぎ、円売りが先行した。

 加藤勝信財務相とベセント米財務長官の会談が検討される中、市場では「会談を巡る思惑から、売り買いが交錯している」(外為ブローカー)との声があった。